ローテーブルの最適な高さについて

高さの目安

ローテーブルの高さは、使い方から考えましょう。高さによってローテーブルの使い勝手は大きく変わってきます。 具体的には、床に座って使うのか、それともソファなどに座って使うのかによって、高さを変えるのがおすすめです。 ローテーブルの高さが椅子の高さに合っていない場合、雑誌やリモコンなど上においてあるものに手が届きにくくなってしまうかもしれません。 床に座って使う場合とソファに座って使う場合に分けて、ローテーブルの高さの目安を解説します。

床に座って使う場合

座卓でローテーブルを使う場合は、350mm前後の高さがおすすめです。このぐらいの高さであれば、 ローテーブルの上に置いたお茶やお菓子などに手が届きやすいでしょう。 400mmの高さの場合、床に座った状態では年配の方やお子様には少し高く感じられるかもしれません。
座布団を敷いて使いたい場合は、390mmがおすすめです。 床に座った状態だとテーブルの位置が若干高く感じますが、座布団を敷いて使うとちょうど良い高さになります。 機能面にも注目してください。床座で長時間過ごすことが多いなら、ローテーブルに収納スペースがあると便利です。 天板の下に引き出しの収納棚などがあると、すぐに手が届きやすい位置に小物を入れられて、見た目もすっきりします。

ソファ座って使う場合

ソファに座ってローテーブルを使う場合は、高さ400mm~500mmが目安です。ソファで座ってくつろぐためには、 座面の高さからプラス50mm前後のテーブルを選ぶのがおすすめです。 この程度の高さであれば、ソファに座りながら簡単にテーブルの上の物に手が届くようになります。 一般的なソファは座面の高さが350mm~450mmのものが大半です。 ソファに座りながらテーブルで食事をする場合、テーブルの高さは430mm~750mm程度が目安となります。 ソファに座って肘をつくような使い方の場合、ソファの座面プラス80mm~300mm前後の高さのテーブルが使いやすいと考えられています。

ソファに座った状態では、テーブルを見下ろす形になります。そのため、天板の下に収納があるタイプのテーブルは少し使いにくくなるため、注意が必要です。天板下に収納する場合は、収納物が見えるガラステーブルなどが良いでしょう。

高さ調整ができるタイプや昇降式のローテーブルであれば、さまざまなソファに対応可能です。 リビングダイニングなどで食事用のテーブルと兼用したい場合などにおすすめです。

座椅子・ローソファと組み合わせて使う場合

座椅子やローソファと組合せて使う場合は、390mm~420mmの高さのローテーブルを用意しましょう。クッションの厚みがある場合は、420mm~450mmの高さがおすすめです。